観光情報
下北半島おすすめ観光スポット
比叡山、高野山とともに日本三大霊場に数えられる恐山。862年に慈覚大師によって開山され、天台宗の修験道場として栄えました。風車がカラカラとまわり、荒々しい岩場の谷間から硫黄の臭いが立ちこめる様子は地獄に、湖をとりまく白砂の浜は極楽に見立てられています。シーズンを通して参拝者が訪れ、夏の恐山大祭は多くの参詣者でにぎわいます。
白緑色の奇岩が約2kmにわたって連なる仏ヶ浦。凝灰岩が、長い歳月をかけ荒々しい波風に削られた姿は、実際目にするとその美しさとスケールに圧倒されます。岩々には如来の首、五百羅漢、一つ岩、観音岩、極楽浜など、仏にちなんだ名前がつけられ、夏は穏やかに、冬は厳しくたたずみ、極楽浄土を思わせます。
「こゝ本州最北端の地」の碑がそびえ立ち、まぐろ一本釣りのモニュメントがある大間崎。北海道函館市とは最短で17.5kmしか離れておらず、天気の良い日は夜景で有名な函館山や渡島連峰を望むことができる。
十和田湖や奥入瀬渓流に並ぶ美しい景観の薬研渓流。渓流沿いに続く1周約6キロの遊歩道は、川のせせらぎを聞きながら、のんびりと大自然を散策できます。秋には紅葉が彩る美しい景色が楽しめます。
国の重要文化財、県重宝に指定されいる重力アーチ式石造堰堤を含む「旧大湊水源地水道施設」。明治42年10月に旧海軍大湊要港部により東北地方で最初に建築されたこの施設は、昭和51年までむつ市の水道施設として利用されていました。
5月上旬には園内に290本の桜が咲き、花見客でにぎわいます。
■尻屋崎寒立馬
■北洋館
■川内川渓流
■釜臥山展望台
■北限のニホンザル
■早掛沼公園（御衣黄）
下北半島の主なイベント（祭り）
毎年8月18日～20日に行われる下北最大の祭り（田名部神社例大祭）。北前船によって伝えられた京都祇園祭の流れをくむもので、お囃子と共に豪華絢爛な山車が市内を練り歩きます。20日深夜、5台の山車が一同に会して来年の再会を誓う「五車別れ」でクライマックスを迎えます。
毎年7月20日～24日に行われる恐山大祭は、通常行われている法要・祈祷の他に、大布餓鬼法要や大般若祈祷が行われます。そして例大祭のハイライトは7月22日に行われる「山主上山式」（さんしゅじょうざんしき）で毎年多くの見物客が集まります。
能舞（東通村）、下北食の祭典（むつ市）
布海苔採り体験ツアー（風間浦村）
福浦の歌舞伎（佐井村）
さくらロード桜まつり（むつ市大畑地区）
むつ桜まつり（むつ市）、菜の花フェスティバル（横浜町）
海峡サーモン祭（むつ市大畑地区）
丑湯まつり（むつ市大畑地区）
大湊ねぶた祭り、むつ市花火大会、ブルーマリンフェスティバル（大間町）、
ヤマメつかみどりまつり（むつ市川内地区）、おしまこ流し踊り（むつ市）、
元祖烏賊様レース（風間浦村）、ひがしどおり来さまいフェスタ（東通村）
まぐろだDAY（大間町）、いさりびウォーク（風間浦村）
新そば街道まつり（東通村）、恐山秋詣り（むつ市）、超マグロ祭り（大間町）
かさまい（来さまい・食さまい）まつり麺恋フェスタ（むつ市脇野沢地区）
ゆかい村鮟鱇まつり（風間浦村）、横浜なまこフェア（横浜町）
※他にも下北半島では様々なイベントが行われています。詳しくはむつ市観光協会までお問い合わせください。（TEL 0175-23-1311）
下北の食
ホタテの貝殻を鍋の代わりにして、味噌味のダシにホタテやウニ、豆腐、長ネギをグツグツと煮込み、仕上げに卵をとじる郷土料理で、下北の家庭では普段からよく食べられています。
マグロ好きなら一度は食べてみたい大間のマグロ。荒々しい北の海に揉まれただけあり、身の締りと脂ののりは絶品。
古くからお祝いごとにつくられ、中に甘いこしあんの入った餅を蒸し、冷たい醤油ベースのダシを張った椀に入れて食べるスタイルが、何ともミスマッチながらはまる美味しさ。
三方海に囲まれている下北半島はマグロのほかにもヒラメや鮟鱇、ホタテやタラなど海の幸の宝庫。また東通村自慢のブランド牛「ひがしどおり黒毛和牛」も人気です。
そして下北半島にお越しの際にぜひ食べてほしいのが『ご当地もの』です！
下北半島には各市町村にしかない地域限定ラーメン（いかすみラーメン・焼干しラーメン・まぐろラーメン）や、地域限定アイス（菜の花ソフト・なまこアイス・ふのりアイスなど）があります。下北B級グルメ「大湊海軍コロッケ」も外せませんねぇ～。魅力満載の美味半島をぜひ味わっください。
